外反母趾や内反小趾は年齢とともに増える傾向にあり、60代以上の女性では4割近くにも達します。

足裏アーチが下がった「開帳足」や、足指が上側に反ったまま地面に着いていない「浮き指」などを含め、足指に何らかの異常を抱えている女性は、なんと8割にも及ぶと言われています。

特に、外反母趾や内反小趾が悪化すると、足指の根元の関節が外側に張り出てしまうため、靴を履くと当たって擦れたり、足指の動きが不自由になって歩きにくかったりします。

 また、痛みなどの自覚症状がひどくならない限り、特に気にすることもなく見過ごしてしまう方が多いのも特徴です。

前方に傾斜している靴や、足に合わない靴を履き続けていると、足指が固定されてしまい、本来、人間に備わっている足指で地面をつかむような動作ができなくなります。

 足指を使わない歩き方は、足裏の筋肉を弱らせ、足裏アーチの下がった開帳足や扁平足を引き起こします。
アーチが失われた足裏は、軸足に体重が乗るたびに中足骨が圧迫されて広がり、同時に靴の中で足指が前方に押しつけられます。


①母趾内転筋など足裏のアーチを作っている筋肉が弱まると、アーチが下がって開帳足になります。
体重バランスの崩れた悪い立ち姿勢で足指の根元に負荷が集中し続け、中足骨が広がって変形します。


②骨格など生まれ持った固有の特徴も外反母趾の誘発に関係します。
例えば、もともと足首が内側にブレやすい人は、体重移動の際に、内側に傾いた体重バランスを立て直そうとして自然に中足骨が広がってしまうので、外反母趾になりやすい体質と言えます。

 このような歩き方を長年繰り返すうちに、靴の形状に沿って足指が徐々に曲がっていきます。

これが外反母趾や内反小趾の直接の原因です。
 さらに、骨格など固有の特徴も、外反母趾を誘発する要因となります。    
例えば、他の指に比べて親指が長い方や、着地時に足首が内側に傾きやすい人は、そうでない方よりも外反母趾になりやすいです。
また、外反母趾が女性に多い理由は、ヒールが高めの靴を履く生活様式に加え、女性ホルモンの働きで男性に比べて靭帯や関節が柔らかく作られているため、歩行時の衝撃を受けやすいことが考えられます。
足裏の筋肉が弱まり、足指に体重負荷が集中し続けることで発症する外反母趾は、激痛などの急性症状が出にくく、ゆっくりと進行します。
そのため、そのまま放置する方が多いのが問題です。外反母趾を放置したままでいると、足指への負荷は止まらないので、どんどん悪化してし まいます。
 一度変形した外反母趾は、程度にもよりますが、元に戻ることはありません。
悪化が進むと、根元がさらに出っ張り、指が上下に重なって、靴を履くことはおろか、歩くことさえ困難になります。重症化すると、手術が必要となる場合もあります。
外反母趾が軽度〜中度までなら、専用のサポーターで補整・固定することで症状を一時的に和らげることが可能です。
しかし、足指を固定したままでは、状況は今までと何ら変わりません。これ以上、外反母趾を悪化させないためには、普段使わない足指を意識的に動かして、たくさん歩くことが重要なのです。
 足指を動かして、どんどん歩くことで足裏の筋肉が鍛えられ、関節を強化することができます。
 ただし、その際に重要となるのは、シューズ選びです。
自分の足に合った外反母趾に対応しているウォーキングシューズを履いて、足指を積極的に使い、正しい姿勢で歩くことが大事です。
足に合わない間違ったシューズで歩くと、かえって外反母趾が悪化しますので注意が必要です。

最近、外反母趾対応とうたっているシューズをたくさん見かけますが、その多くは、足指の根元が出っ張っていても履けるよう、単に靴の幅を広げただけという物ばかりです。

 外反母趾の悪化を防ぐためには、幅広なのはもちろん、足裏アーチを支え、かかとを固定でき、靴の中で足が前すべりせず、足指をしっかりと動かせるタイプを選びましょう。
 また、足全体の筋肉の動きをサポートする、ウォーキングシューズとしての機能を有していることも忘れてはなりません。



外反母趾だからと言って足指を使わないでいると、ますます悪化します。

「指活ウォーク」とは、歩行時に足指を意識しながら積極的に使うことで、衰えた足裏の筋肉を鍛え、体重移動の際の踏ん張る力とバランス感覚を養い、外反母趾のさらなる悪化を防ぐ、とっても簡単な歩き方です。

 毎日4千歩を目指して、ぜひ、チャレンジしてみてください。


靴を履いていなかった大昔の人は、歩く時に足指を駆使して体重バランスを保っていました。
靴を履く現代人もやって出来ないことはありません。
覚えてしまえばとっても簡単ですよ。

かかとから真っ直ぐ着地して、
足首が内側に横ブレしないようにします。


かかとが内側にブレると親指の根元に体重が偏り、
中足骨が開いてしまうので要注意。

また、内股歩きにならないように気をつけます。


かかとから前方に重心移動する際に、
親指と小指の両方の根元にかけて均等に体重が乗るように
バランスをとります。


後ろ足で蹴り出すとき、
5本の指をギュッと曲げて、
大地をつかむような感じで力を入れます。



運動した後は筋肉を休ませますが、「指活ウォーク」も同様です。
普段あまり動かさない足指の筋肉を鍛えた後は、なおさらのことです。丁寧にケアしましょう。


全ての足指を曲げた時に
足裏にできる凹みを、
両手の親指の腹で、やや強めに押します。
第一指と第二指の骨が
接する場所にある凹みを見つけたら、
親指の腹で軽く押しながらゆっくりと回します。
「先が細く幅の狭い靴やヒールの高い靴は、足指が固定されやすく、長年にわたって履き続けると、足指の関節や足裏の筋肉に悪影響を与え、外反母趾を一層悪化させます。

 適切なシューズを履いて、足指をしっかり曲げ伸ばししながら歩くと、衰えた筋肉や緩んだ関節が自然と鍛えられますので、外反母趾の悪化を防ぐのに効果的です。」


人生100年時代。
いつまでも元気でいるためにはバランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動など正しい生活習慣を心掛けることが大切です。
特に中高年の方には、日頃の運動不足を手軽に解消できるとして、ウォーキングが推奨されています。
 しかし、60代女性の4割近くは外反母趾で悩んでおり、歩きたくても十分に歩けない、履ける靴すら無い、というのが実情です。
ですが、だからと言って、歩かずに外反母趾を放置すると、ますます悪化することは、先にも述べた通りです。
 外反母趾で歩き方が悪くなると、全身に影響を及ぼし、頭痛や肩こり、腰痛、自律神経の乱れなど様々な疾患につながる原因となります。


事実、肩や腰などの不調を訴えて来院された方々をこれまでにもたくさん診てきましたが、かなりの頻度で外反母趾を患っておりました。
そのような方には足指も施術し、足指を使った歩き方の指導も行っています。
 私は、軽〜中度までの外反母趾の方なら、正しいシューズを履いて、足指を使った適切な方法でしっかり歩けば、さらなる悪化を予防できると考えます。
外反母趾を気にするあまり歩かないでいると、慢性的な運動不足から生活習慣病を発症する危険性が高まり、ひいては健康寿命を縮めることにもなりかねません。
 無理のない範囲で、外反母趾に負けずにしっかり歩いて、健康寿命を伸ばしましょう。


2004年に整骨院を開業。患者さんひとりひとりに真心こめた治療を心掛け、ツボを捉えた的確な施術が、非常に良く効くと口コミが口コミを呼び、現在では関西を中心に8つの整骨院を展開するグループ代表に。

開業以来、のべ17万人もの身体不調を整えてきた骨格矯正のプロ
美容・痩身・健康の視点から総合的にアプローチする独自の鍼灸術を考案。

的を射た確かな施術で利用者からの信頼も篤い。
また、鍼灸の講師としても活躍中で、全国各地の学校・企業・鍼灸院からセミナーや指導の依頼が殺到するほどの人気を誇る第一人者。






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